まったり博士の日常ブログ

名前の通り、まったりと研究生活をしたいという気持ちを胸に日々の事柄を記録していくブログです。

英語能力

こんにちは。
木陰です。


半月ほど前に受験しましたTOEICの結果が出たと連絡がありました。
早速確認。


まぁ~、ヒドイ点数だこと(笑)
恥ずかしくて点数を書けないのですが、こんなにできないとは思いもよらず、テンションガタ落ち。
論文読んだり書いたりしている人間だとは思えない・・・。


最近まで燃え尽き症候群に近い状態にあり、やる気が皆無だったのですが、これを発端にやる気が徐々に復活してきたかもしれません。
私は基本、自分が何もできないことを自覚してそれを糧にしていますので、これでよかったのかもしれません。


研究室に配属された当初、僕の同期や先輩は優秀な方々ばかりで、自分のダメさ加減をかなり自覚できていました。
しかし、研究室で上の立場になると、研究室に残っているのは右も左もわからない後輩ばかり。
そうなると自分のダメさ加減を自覚するための方法を自分の中で探っていかなければなりません。
この探索に今年はだいぶ時間を取られたように思います。


そのきっかけがこのTOEICであるといいなと思う次第です。
できないことを探すなんて、変な奴だと思われるかもしれませんが、劣等感こそが私に必要な感覚なのです。

研究に対して思うこと

こんにちは。
木陰です。


博士課程に進学して以来、研究に対して色々と思うことがあります。
前回の続けるか否かも含め、自分にとって「研究」とはどういうものなのか、将来どうするのか、業績を増やすにはどうしたらよいか、思いついた研究内容の内どの研究が現実的に可能なのか、などなど。


今回は特に「研究」に対してどういう姿勢でいるべきなのか、という考えをまとめられたらと思います。


私は研究室所属当初、朝から晩まで研究室に滞在し、研究について頑張る姿勢を示していました。
そのときから研究者を目指していたため、頑張らなければならないという気持ちでいました。
そのため、精神的に辛いと思うことが多かったと記憶しています。


修士課程に進学後、その姿勢はそこまで変わらなかったのですが、精神的な辛さが頑張ることとは別のことで生じていました。
それは研究テーマです。
卒業研究の時とは異なるテーマをやろうということになりましたが、何をしたいのかがあまり明確になっていなかったため、ただ悪戯に1年を過ごすことになりました。
2年目でやっとテーマが決まったため、その実験をこなしていきました。
2年目だけで十分データが得られたため、修論作成に関しては、ほとんど苦労しませんでした。


博士課程に入り、より研究に関して考える時間が増えました。
しかし、気持ち的には頑張ろうというよりも、とりあえず課題をこなしていく、業績を増やしていく、楽しさとしての「研究」というよりも仕事として「研究」をしています。
それもまた1つの「研究」の形だと思いますし、おそらく前線で研究している人にもそういった方々がいらっしゃると思います。
しかし私は、それでいいのか、と悩んでいます。


卒業論文や修士論文の際には、楽しさの「研究」をしていたと思います。
しかし、より現実的な世界を見るにつれ、仕事として稼ぐための「研究」にシフトしていきました。
現在の研究への違和感、それはこのシフトが原因かもしれません。
「楽しい」という気持ちが私にとっては研究への駆動力になっていたのかもしれない、と考え始めています。
これから楽しさとしての「研究」を取り戻したいと思います。

研究を続けるか否か

こんにちは。
「木陰」と申します。
博士課程の学生をしています。


初めてのブログにもかかわらず、最初から暗そうなタイトル。
しかし、研究者を目指す方なら誰しもが共感してくれそうなタイトル。


なぜこんな内容を書いたのか。
私の中で渦巻いて巻き付いて離れない思いや違和感。
それを吐き出せる場が欲しかったのかもしれない。
誰かに見てもらって、共感してほしかったのかもしれない。
自分よりも優秀な方々ですら悩むのに、私のような愚か者がウジウジと悩んで何になるのかと自分を奮い立たせるためかもしれない。


色々と書き出してみたが、悩んでいることには変わりはありません。


そもそもなぜこんな悩みを抱えているのか。
理由は色々あります。
論文を書いたが、構成が稚拙で、説得力に欠ける、ただただ長い文になってしまい、訂正ばかり食らっているから。
近日、学会発表があるが、オンラインでの発表のため、あまりやる気が出てこないから。
自分よりすごい人が周りにはゴロゴロいて、ただでさえ底辺よりも低い自信をさらになくしたから。


そんな中、テレビのある番組を見るとみんな頑張って生きてるんだなと感じ、自分も頑張ろうと思うのだが、うまくいかないことが続いています。
だから紙に上記のことを色々と書いて、まとめたら何だかスッキリしたような気がします。
その紙を見つめ、今後こういった悩みを抱えながら研究生活を続けるのかと考えました。


幾度となくこういった壁にぶつかることでしょう。
今の悩みを乗り越えても、次の壁、次の壁、と永遠に続く壁にぶつかり続けて乗り越える強い気持ちがあるか。
私は戦い続けることができるだろうか。
考えました。











私は研究を続けようと思います。
私が研究をやめるときは、ぶつかった壁に打ちのめされたときだと思います。
今はまだ打ちのめされてはいない、と私自身分かっていますから。